シェア自転車の流行により、多くの消費者が「シェアエコノミー」に注目し始めている。それをうけて「カーシェアリング」という理念も中国でブームになりつつある。そしてその車には普通のガソリン車からさらにはグリーンでエコロジーな新エネ車が含まれている。
新エネ車のシェアサービスが、2014年に上海に進出した。上海は現在、世界最大の新エネ車シェアリング都市となっている。
このサービスが上海の交通にさらなるプレッシャーをもたらすのではという疑問について、同済大学自動車学院新エネ車産業化研究センター副主任の呉小員氏は「合理的な位置づけ、秩序正しい発展、適度な規模、合理的な配置を実現できれば、このサービスは公共交通の延長線上の機能を発揮し、交通機関の分担率の向上を促進できる」と指摘した。
呉氏は「新エネ車のシェアにより、多くの人が新エネ車を理解・使用し、さらには購入する可能性がある。しかし将来的には、都市のトップダウンデザインと総合計画を強化する必要がある」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月27日
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