実際には大手各社が、第3者によるデポジットの監督管理の模索を始めている。摩拜単車は今年2月、中国招商銀行と事業提携し、デポジットの監督管理の深化と改善の協力を続け、デポジットの100%の安全を保証すると表明した。ofoは「専用口座に預ける」、優拝は「デポジットは銀行が監督管理」と表明している。
■デポジットの規模
各社はどれほど多くのデポジットを握っているのだろうか。摩拜単車は「当社は現段階で全国30都市以上でサービスを展開し、100万台以上を提供し、延べ4億人が使用している。登録済みのユーザー数は、数千万人にのぼる」と発表している。登録済みのユーザー数が1000万人としても、デポジットは計30億元弱になる計算だ。ofoは「3月上旬現在、当社の登録済みのユーザー数は2500万人」と発表。すべてのユーザーがデポジットを支払っているならば、合計でおよそ25億元になる。小藍単車のユーザー数は500万人以上、優拝単車は100万人以上で、デポジットは理論上約5億元、3億元に達する。少なめに見積もっても、各社のデポジットは総額60億元ほどにのぼることになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月29日
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