多くの専門家が、昆虫が優秀な代替タンパク源になり、将来的な食糧危機問題に有効と考えている。ブラジルの2人の女子大学生は、普通の小麦粉より、50%以上のタンパク質や、多様なアミノ酸、脂質を含むゴキブリの粉を開発した。この粉はパンなど様々な加工食品の材料として使うことが可能だ。彼女たちは、普通の小麦粉に10%のゴキブリの粉を入れ、「ゴキブリパン」を作った。試食した人々は、普通のパンと味が変わらないとコメントした。しかし、どんなゴキブリも食用のゴキブリの粉作成に適しているわけではなく、彼女たちの手により、果物や野菜を与えて育てられた南アフリカのある種のゴキブリを使用している。開発者は昆虫パンは無害な上に健康にもいいと話すが、多くの人はゴキブリと聞いただけで生理的に受け付けないのではないだろうか。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年4月3日
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