在サントメ・プリンシペ中国大使館の除幕式が3日に行われ、中国側は王衛臨時代理大使、サントメ・プリンシペ側はボテリョ外務大臣が出席した。新華社が伝えた。
王臨時代理大使は「中国はサントメ・プリンシペとの関係を重視している。『一つの中国』の原則と相互尊重、平等・互恵を基礎に、各分野の実務協力を深め、経済・社会発展、民生・福祉改善、持続可能な発展能力の強化に向けたサントメ・プリンシペの努力をできる限りの範囲内で支持し、両国の国交回復の成果が両国民に確かな幸福をもたらすようにしたい」と表明した。
ボテリョ外務大臣は中国大使館の開設を歓迎。中国・サントメ・プリンシペ関係について、国内的にも国際的にも重要な意義を持つとの見解を示した。
1975年7月12日、中国と西アフリカの島国サントメ・プリンシペは国交を樹立した。1997年、サントメ・プリンシペは台湾との「国交樹立」を宣言。これを受けて中国政府はサントメ・プリンシペとの外交関係を中断した。2016年12月26日、中国とサントメ・プリンシペは共同声明を発表し、20年近く中断していた大使レベルの外交関係の即日回復を宣言した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年4月5日
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