清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月4日)に合わせて2-4日が3連休となった中国。中国国家観光局が4日に発表した観光市場の情報によると、連休中、中国全土の同市場は安定し、秩序が保たれ、旅行に関係した大きな事件や事故はなかった。春が到来して温かい季節となり、多くの人が連休を利用してピクニックや花見に出かけ、観光市場は大盛況となった。人民日報が報じた。
中国国家観光局統計センターの試算では、連休中、中国全土の観光客は延べ9300万人。観光総収入が390億元(約6240億元)に達した。旅行のスタイルを見ると、近場に自動車で出かけた人が主で、遠出して現地で自動車をレンタルして旅行を楽しんだ人も多かった。
同局が発表した情報によると、海外旅行をする中国人のマナーも向上している。オンライン調査によると、調査に答えた多くの外国人が、中国人観光客のマナーは全体的に明らかに向上しているという見方を示している。世論モニタリングによると、連休中、中国人観光客のマナーがきっかけで海外で起きた事件や事故はなかったという。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年4月5日
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