途牛旅遊網や驢媽媽旅遊網などの旅行予約サイトは4日夜、「2016年清明節小連休旅行報告」を続々と発表した。驢媽媽旅遊網の統計データによると、清明節連休中、中国人の旅行願望はいっそう高まり、連休3日間の旅行者数(延べ人数、以下同じ)は前年同期比の3.6倍に上った。また、観光地における入場者(入場券を購入して入場した人)数は同3.7倍、周辺観光ツアーを利用した旅行者は同4.6倍に、それぞれ達した。人民日報海外版が報じた。
○人気の観光目的地は南方都市
途牛旅遊網の統計データによると、今年の清明節小連休中の人気観光目的都市トップ10は順に、上海、深セン、北京、黄山、広州、南京、成都、天津、東莞、武漢だった。また、増加スピードが最速だった観光客源地トップ10は順に、厦門(アモイ)、大連、南通、哈爾浜(ハルビン)、太原、深セン、済南、長春、石家荘、長沙。国内で人気を博した旅行目的地には、三亜、珠海、広州、アモイ、吉林、北京、深セン、麗江、成都などが含まれており、穏やかな気候が魅力的な南方都市が、引き続き、多くの旅行者の選択肢となった。
○周辺観光ツアーの参加者が激増
驢媽媽旅遊網の統計データによると、今年の清明節連休中に周辺観光ツアーに参加した旅行者は前年同期比4.6倍に上った。特にファミリー旅行に人気が集中、周辺観光ツアーのタイプも多様化し、親子ツアーやお花見ツアーが大ヒットした。
途牛旅遊網の統計データによると、周辺観光ツアーを利用した人は、全体の4割を上回り、国内の人気目的地は、三亜、珠海、広州、厦門、北京、深セン、麗江、成都、常州、吉林の各都市だった。清明節連休中も小型乗用車を対象とした高速道路通行料無料政策が実施されたことから、マイカーツアーは短距離周遊旅行の「標準装備」となった。