「銃剣道」とは、第二次世界大戦時に旧日本軍が日常的に行っていた主な戦闘訓練の一つ。このような訓練が中学校の保健体育の「武道」に新たに盛り込まれることとなった。日本の「朝日新聞」によると、日本の文部科学省がこのほど明らかにした「新学習指導要領」の中学校の保健体育の授業に「銃剣道」が加えられていた。
このような軍国主義のイメージが強いスポーツが中学校の授業に組み込まれる可能性が生じたことで、日本のSNSサイトなどでは批判の声が数多く上がっている。現在、「銃剣道」訓練の授業があるのは、日本全国の学校で1校のみ。しかし、日本政府の奨励で今後、「銃剣道」の授業を教える学校が増えていくのではないかと人々は懸念している。ある日本のネットユーザーは、「銃剣道の様な『殺人武術』を『新学習指導要領』に入れるのは不適切だ」と批判した。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年4月6日
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