北京ではどの業界が最も人材不足となっているのだろう?どのような技術を持つ人材が最も重宝されているのだろう?北京市職業紹介サービスセンターが5日に発表した「2017年上半期北京市ヒューマンリソース市場供給の動向分析」によると、今年上半期、北京の企業の新たに必要となった従業員の数は推定約5万9000人。うち、情報伝送、ソフトウェア、情報技術サービス業など、先端分野が4割以上を占めた。専門技術を持つ人材が最も不足しており、人材不足の約3割を占めている。中国新聞社が報じた。
前出センターの関連の担当者によると、調査は北京の企業約7000社を対象に実施され、統計がまとめられた。今年上半期、ヒューマンリソース市場では、人材の供給と需要のミスマッチは改善しつつあり、、新たに必要となった従業員の数は推定約5万9000人となった。
産業別に見ると、第三次産業で新たに必要となった従業員の数は5万人以上で、全体の84.8%を占めた。第一次産業は118人、第二次産業は8850人だった。
北京が新たに追加する産業の禁止及び制限のリストを発表して以降、余剰量が減少し、増加量が厳しく制限されており、経済構造は改善が続き、従事員の構成も継続的に最適化されている。統計によると、15年版の同リストによって、新たに追加することが禁止、制限された業界では約1万6千人の人材を必要としており、全体の27.7%を占めている。コンテンツ・クリエイティブ、情報サービス、物流などの新興業界が必要としている人材は約3万6000人で、全体の61.5%を占めている。
北京ではどの業界が最も人材不足となっているのだろう?関連の担当者によると、業界別に見ると新たに必要となった従業員が多いのは主に「レンタル・ビジネスサービス業」、「情報伝送」、「ソフトウェア・情報技術サービス業」、「科学研究・技術サービス業」などの先端分野で、全体の約4割を占めた。「卸売・小売業」、「製造業」などの労働力密集型業界も一定の割合を占めている。
どのような技術を持つ人材が最も重宝されているのだろう?統計によると、職業構造からみて、「情報伝送、ソフトウェア・情報技術サービス業」、「科学研究・技術サービス業」、「レンタル・ビジネスサービス業」、「製造業」などの企業が最も「専門技術者」を必要としており、最も人材不足となっている。
その他、企業の規模別で見ると、中小零細企業の雇用創出が最も際立っている。今年上半期、北京では約8000人の雇用が必要とされており、人材の供給と需要のミスマッチは少し改善している。 (編集KN)
「人民網日本語版」2017年4月7日
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