中国次世代宇宙遠洋測量船「遠望7号」が10日午前、中国衛星海上測控部埠頭を出港し、無人補給船「天舟1号」の海上測量・制御任務を遂行するため太平洋の某海域に向かった。遠望7号が単独で有人宇宙船の海上測量・制御任務を遂行するのはこれが初となる。科技日報が伝えた。
遠望7号は中国が独自に設計・開発した、世界先進水準を誇る最新の宇宙遠洋測量船。その全長は220メートル以上、高さは40メートル以上、満載排水量は3万トン弱。昨年7月の就役以来、有人宇宙船「神舟1号」と宇宙実験室「天宮2号」のドッキング、ロケット「長征5号」の初飛行という3回の任務を遂行。多くの重要区間の測量・制御に参与し、宇宙測量・制御ネットワークで重要な力を発揮し、任務の全面的な勝利に向け多大な貢献を行った。遠望7号は今回の航行で、天舟1号の軌道に乗る段階と、軌道上を運行する段階の海上測量・制御・通信任務を遂行する。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年4月11日
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