中国国家測絵地理信息局(国家測量地理情報局)衛星測絵応用センターが20日に発表した情報によると、国内で分解能が最も高くカバー範囲が最も広い民用立体測量衛星「資源3号」による、全国デジタル正射投影画像データベース、全国デジタル表面模型データベースが公表された。これは国土調査、土地管理、林業資源調査、地質環境モニタリング、水・土壌のモニタリング、緊急時の対応、ナビゲーションマップの更新などに広く活用でき、海外の衛星に対する依存度を引き下げる。科技日報が伝えた。
同センター長の王権氏によると、全国デジタル正射投影画像データベースの幾何学的分解能は2メートルで、資源3号のパンクロ・マルチスペクトル画像の融合によって生成される。測位の幾何学的精度は15メートル内で、中国の960万平方キロメートルの国土を全面的に網羅している。全国デジタル表面模型データベースは世界で主流の製品と比べ、空間分解能と時間分解能が高く、山間部・平野部・都市の細部をより正確かつリアルに反映する。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年10月21日