税関総署が13日に発表した今年第1四半期(1~3月)の輸出入データによると、同期の輸出入は昨年下半期以降の回復好転傾向が続き、3四半期続けて輸出入額が前年同期に比べて増加した。税関のまとめた統計では、同期の貨物貿易の輸出入額は6兆2千億元(1元は約15.9円)に達し、同21.8%増加した。うち輸出は3兆3300億元で同14.8%増加、輸入は2兆8700億元で同31.1%増加し、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は4549億4千万元の黒字で、黒字額は同35.7%縮小した。
税関総署関連部門の責任者は通年の対外貿易状況を見通して、「第1四半期の対外貿易状況は今年1年間の状況を示すものではなく、対外貿易が回復好転傾向を続けるかどうかはさまざまな要因を考慮しなければわからない。一方で、中国の対外貿易状況は引き続き厳しく複雑であり、不安定要因と不確定要因がまだたくさんあり、直面する困難は短期的なものではない。もう一方で、対外貿易の発展には引き続きたくさんの有利な条件が備わっており、好転という基本的側面に変化はない」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年4月14日
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