中国商務部(省)が今月13日に発表した統計によると、今年1-3月期、中国で新たに立ち上げられた外資系企業は前年同期比7.2%増の6383社だった。実際に利用された外資の額は同比1%増の2265億1000万元だった。新華社が報じた。
統計によると、3月、中国の実際に利用された外資の額は前年同期比6.7%増の878億3000万元だった。新たに立ち上げられた外資系企業は同比1.5%減の2523社だった。
商務部外資司の責任者によると、1-3月期、中国のサービス業や製造業などの分野は、外資引き込みの点で右肩上がりの状態が続いている。うち、サービス業の実際に利用された外資の額は前年同期比7.1%増の1653億8000万元と、外資全体の73%を占めた。ハイテクサービス業の実際に利用された外資の額は同比12.4%増の286億9000万元だった。
製造業の実際に利用された外資の額は594億6000万元で、外資全体の26.3%を占めた。うち、一般設備製造業、通信システム・設備製造業の実際に利用された外資の額はそれぞれ同期比27.7%と62.3%増えた。
同責任者によると、中国への投資を行っている国・地域を見ると、主要国・地域の対中投資は全体的に安定していた。1-3月期、上位10位の国・地域から実際に投じられた資金の額は前年同期比1.1%増の計2140億3000万元と、全体の94.7%を占めた。香港地区、台湾地区、欧州連合(EU)の28の加盟国の実際に投じた資金の額はそれぞれ同比19.2%、65.8%、11.2%増えた。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年4月15日
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