東京都中心部のとあるクラブでは、若者たちがテクノなリズムに乗りながら、ダンスを堪能し、ストレスを発散していた。そしてステージ上でターンテーブルを回し、雰囲気を盛り上げているのが最高齢のDJ・岩室純子さん(82)。岩室さんがミキシングするエネルギッシュな音楽は多くの若者たちから人気を集めている。
岩室さんは77歳のときにDJスクールに通い始め、DJの技術を1年間学んだ。そして同スクールを卒業後、DJデビューを果たしたという。岩室さんの音楽スタイルはテクノポップ、ジャズ、シャンソン、クラシックなどを融合させたもので、リスナーに他のDJとは異なる味わいの音楽を提供している。
岩室さんは現在、月に一度、東京中心部のクラブでイベントに参加し、今ではすっかりこの店の有名DJとなっている。 そして夜はクラブの有名DJとして活躍する岩室さんの昼間の顔は、弟家族と一緒に父親から継いだ「餃子荘ムロ」で働く料理人。家族も彼女のこのトレンドな趣味を支持してくれているのだという。岩室さんはいくつになっても新しいことに挑戦していくという心を忘れずに、これからも趣味のDJの腕を磨き、いつかニューヨークのクラブでDJをするのが夢だという。 (編集YK)
「人民網日本語版」2017年4月17日
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