アジア開発銀行(ADB)の中尾武彦総裁は4日に行われた年次総会の記者会見で、「『一帯一路』(the belt and road)イニシアティブは『よいプラン』だ。ユーラシア大陸を、さらにはより広い地域を結びつけ、インフラ建設は地域経済の繁栄を後押しする。ADBは中国と積極的に協力してAIIBに参加していきたい」と述べた。新華社が伝えた。
中尾総裁は、「中国が『一帯一路』イニシアティブを提起したことは自国の発展と国際的潮流に沿ったものだ。古代のシルクロードはアジア地域をつなげ、アジアと欧州のコミュニケーションの架け橋にもなった。新しい時期に打ち出された『一帯一路』はすばらしいイニシアティブだ。ADBは中国とともに地域のコネクティビティの促進をめぐって共通の夢を抱いており、引き続き中国と協力して『一帯一路』の建設に参加していきたいと考えている」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年5月5日
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