国防部(国防省)ウェブサイトによると国防部報道局は11日、中国海軍が先日海賊3人をソマリア当局に引き渡したとの報道を認めるとともに、常態的な護衛活動を継続し、国際的な責任と義務を履行すると表明した。中国新聞網が伝えた。
【記者】中国海軍が先日海賊3人をソマリア当局に引き渡したとの報道がある。3人は中国海軍が4月9日、ツバル船籍貨物船の救出時に捕らえたとのことだが、これは事実か。
【国防部報道局】中国海軍第25次護衛艦隊のミサイル護衛艦「玉林」は4月9日、海賊に乗っ取られたツバル船籍の貨物船1隻の救出に成功した。救出行動の過程で、海賊容疑者3人を捕らえた。国際法と国際的慣行に基づき、ソマリア連邦及び地方政府など関係方面との調整を経て、中国側は現地時間5月5日に海賊容疑者をソマリア当局に引き渡した。全ての過程は安全かつ順調に行われた。
中国軍は引き続き常態的に艦艇を派遣して護衛活動に参加し、国際的な責任と義務を履行し、地域の平和・安定維持、重要な国際通路の安全確保に一層の役割を発揮する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月12日
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