あるタイ人の男性(60)は、約20年前から自ら発明した「ソーラー焼き鳥器」で作った焼き鳥を販売している。以前は炭を使って焼いていたのだが、1997年のある日、一台の大型バスが通りかかり、車の窓が反射した太陽の光がたまたま体に当たった。その時のジリジリと焼けるような感覚が彼にインスピレーションを与えたのだという。彼は鏡を千枚購入し、それを鉄の骨組みに取り付けた。太陽光の反射により発生する312度の高温にかかれば、1キロ以上の鶏肉もたったの10分で焼きあがってしまうのだという。その上、皮はパリパリ、肉はジューシーで非常に美味しく、さらには汚染ゼロの焼き方ということもあり、現地の多くのグルメたちを虜にしている。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年5月16日
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