「一帯一路」(the belt and road)国際協力サミットフォーラムプレスセンターで12日に行われた記者会見で、陝西省政府の魏増軍副省長は、「陝西省は『一帯一路』イニシアティブの主要目標である『5つのセンター(交通貿易物流センター、国際生産能力協力センター、科技教育センター、国際観光センター、地域金融センター)』の確立に協力することを確認した」とあきらかにした。人民網が伝えた。
陝西省は「海外企業の誘致、国内企業の海外進出」のバランスを維持し、企業の国際化経営の推進を支持しており、海外投資提携の規模はますます拡大している。現時点で、400社以上の「一帯一路」沿線国の企業が陝西省に投資しており、300社以上の陝西省の企業が同沿線国に30億ドル(約3400億円)以上投資している。
陝西省と中央アジアの貿易提携は急速に拡大しており、陝西省の鉱物探査、精製化学薬品生産、乾地農業などの技術は中央アジアに広く受け入れられている。
相互接続システムの建設の分野では、国際定期貨物列車「中欧班列」の「長安号」が毎週水曜日に定期運行している。同貨物列車は西安市を出発して、ワルシャワ、ハンブルク、モスクワ、ブダペストなどのヨーロッパの都市を結んでいる。
魏増軍副省長は、教育面での提携について、「教育交流提携を強化するため、ロシアと共同で国際協力学院を設立し、陝西省の大学と海外の60校以上の大学の交流をサポートする。また、陝西省は毎年中央アジアから1200人以上の留学生を受け入れる」と語った。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年5月17日
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