「空の巣老人(子どもが巣立った後に残された高齢者)」や高齢者が日に日に増加し続け、中国全土で人口の高齢化がより深刻化している。それに伴い高齢者福祉サービスの向上のニーズもより高まりを見せている。福建省閩清市の黄楮林景勝区ではこのほど、森林温泉療法という新しい高齢者用療養モデルを打ち出した。
閩清県雄江鎮に位置する黄楮林国家級自然保護区は、現在世界でも稀少な中国最大の黄楮林保護区で、「天然の酸素バー」と称賛されている。ここの澄んだ空気や美しい景観、天然温泉、生い茂った木々など、素晴らしい生態環境が黄楮林をより療養に適した環境にしている。
ここに暮らす多くの高齢者は、「今では多くの高齢者が温泉を療養方法に選ぶ。温泉の水質は体によく、頻繁に温泉浸かることで、筋肉がほぐされ、疲労を和らげる効果がある」と話した。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年5月17日
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