喫煙を習慣にすると、皮膚の老化が加速し、高血圧症やがんに罹患するリスクが高まる。喫煙は、まさに「百害あって一利なし」だ。だが、喫煙よりさらに身体に危害を及ぼし得る悪しき習慣がある。英語情報サイト「夏普網」はこのほど、「喫煙より体へのダメージが大きい3つの習慣」について取りまとめた。生命時報が伝えた。
1.肉の常食
米科学誌「セル」によると、あまり肉を食べない人に比べ、肉を常食する人ががんに罹患するリスクは4倍高く、寿命も短い。この数値は、喫煙者ががんで死亡する確率とほぼ同じだ。このため、動物性たんぱく質だけではなく、植物性たんぱく質も適量摂取することをお勧めする。
2.長時間のテレビ鑑賞
テレビを観ること自体に問題はない。だが、長時間観続けることは、身体に弊害をもたらし得る。オーストラリア・クイーンズランド大学の調査によると、一本たばこを吸うごとに約11分寿命が短くなるが、たばこを吸わない人であっても、25歳を過ぎると、一時間テレビを観るごとに21.8分寿命が短くなる。これは、長時間座り続けていることで、がんや心臓疾患にかかるリスクが高まることによる。
3.炭酸飲料の常飲
米国の健康調査によると、1日に炭酸飲料を一杯(237ミリリットル)飲んだ場合、免疫細胞が約2年老化する。毎日2.5杯(592ミリリットル)を飲めば、テロメア(染色体末端部にある反復配列の構造)は約5年老化する。これは、喫煙の影響とほぼ同じという。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年6月5日
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