旅行予約サイト・同程旅遊がこのほど発表した「中国人観光客欧州旅行分析報告」によれば、今年1~5月、欧州旅行に関連した商品のインターネットでの注目度が52.37%上昇し、上昇率はいつも人気がある他の海外旅行先を上回ったという。中でも「一帯一路」(the belt and road)などの政策に後押しされて、5月以降は東欧旅行が著しい伸びを示し、欧州への観光客に占める割合が6.5ポイント上昇した。「北京日報」が伝えた。
年初以来、欧州旅行がさまざまな要因に促されて急速に伸びている。1~2月には元旦と春節(旧正月)の連休があって海外旅行需要が活性化され、西欧を主な目的地とした欧州フリーツアー、歳末のショッピングツアーなどの需要が急速に伸び、春節連休にはフランス、イタリア、ドイツ、スイスなどが欧州旅行の人気目的地になった。4月以降は、韓国旅行市場が大きく低迷し、その分の市場の空白を欧州旅行が素早く埋めた。5月以降は、「一帯一路」国際協力サミットフォーラムがきっかけとなってシルクロード観光熱が高まり、その影響で沿線の東欧諸国への旅の注目度が目立って上昇し、欧州旅行市場全体の人気をさらに押し上げることになった。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年6月5日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn