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天津、複数の国際路線を新たに就航

人民網日本語版 2017年06月17日10:02

北京新空港の建設、天津民用航空の市場発展、北京・天津・河北共同発展戦略の実施に伴い、北京・天津の民用航空間の関係は、「競争」から「協力」の方向にシフトしている。また、天津と国際一流都市を結ぶフライトもだんだんと増加しており、天津空港の利用客拡大力はますます顕著になっている。天津発国際線チケットの料金は、北京発と比べ、平均600元から1千元(1元は約16.3円)安い。北京日報が報じた。

統計データによると、2016年、天津空港の旅客取扱人数は延べ1687万2千人、今年はさらに増加して延べ1950万人に達する見込み。北京に設けられた天津空港サービスカウンターが受け入れた旅客数はすでに110万人を上回っており、北京・天津エリアの旅客が天津空港にいっそう注目し、理解を深めている現状を伺い知ることができる。

今年、天津エリアでは、天津-西安-ロンドン線や天津-重慶-メルボルン線などの国際路線が新たに就航する予定で、将来的には、ロサンゼルス、サンフランシスコ、バンクーバー、ウランバートルなどの都市への就航も計画されており、海外の都市への移動がさらに便利なものとなるとみられている。中国国際航空(国航)、天航(天津航空)、奥凯(オッケー航空)、厦門航空(厦航)などの航空各社はこぞって、天津と国内・海外各都市を結ぶ路線を新たに就航しており、航空ネットワークの完備が進んでいる。天津航空が就航している国際中距離路線は全て、天津と国際一流都市を結ぶ路線だ。これらの路線のセールスポイントは「価格」で、平均航空券代金は、北京発の国際線と比べ、600元から1千元安いため、首都空港に集中する旅客が分散される見込み。今後、天津航空などの航空各社は、北京新空港への参入にも意欲を示しており、「北京・天津両輪駆動」の実現を目指す。また、国際線の拡大と新規参入を引き続き進め、北京・天津・河北から全国各地に輻射する国際航空中枢ネットワークを形成する方針。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年6月16日

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