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天津産のアニメ「一人之下the outcast」が日本でも人気に

人民網日本語版 2016年08月16日07:56

中国のアニメ「一人之下 the outcast」(ひとりのした ジ・アウトキャスト)は、中国のネットプラットホームで1カ月前に配信開始された。それとほぼ同じ時期に、日本のTOKYO MXでも毎週土曜のゴールデンタイム午後9時から放送されるようになった。これで、日本進出を果たした中国のアニメは、「霊剣山 星屑たちの宴(原題:從前有座霊剣山)」に続いて2作目となる。さらに「一人之下 the outcast」は、欧米の動画サイトでも注目を集めている。あまり知られてはいないものの、この大人気アニメは「天津」で生まれた。

中国国内外で大ヒットした「天津産」の「一人之下」

「一人之下」を製作した天津動漫堂芸術発展有限公司の李盈総経理は取材に対して、「『一人之下』のウェブ漫画版は2015年から連載が始まり、累計クリック回数は14億回を超えている。超人気作品で、真の大ヒット作となっている」と話した。

同作品は7月9日に、TOKYO MXで放送が始まり、第1話が日本最大級のアニメ見放題サイト「dアニメストア」のデイリーランキングで6位に入った。そして、正規版は中国語と日本語しかないため、欧米のアニメファンは自分たちで字幕を付けて観賞するなど、海外で瞬く間に大ヒットとなった。日本でゴールデンタイムに放送されるようになったことについて、李総経理は、「『一人之下』をアニメ化した当時から、当社のチームには海外に進出するという構想があった。同作品には中国の伝統文化がたくさん盛り込まれている。海外では中国の要素は非常に人気がある。今後、漫画版も海外で発売する計画で、既に韓国や欧州の出版社と話し合いを始めている」と説明した。


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