米トランプ大統領　楊潔チ国務委員と会談

米国のトランプ大統領は現地時間の22日、ワシントンのホワイトハウスで、第1回中米外交・安全保障対話に出席するため同国を訪れていた楊潔チ国務委員と会談した。

楊国務委員は習近平国家主席から大統領への心のこもったあいさつを伝えた。楊国務委員は、「両国元首が（フロリダ州にある大統領の別荘の）マー・ア・ラゴで行った会談の重要な共通認識による指導の下、最近の中米関係は新たに重要な進展を遂げた。双方の各分野における交流協力は引き続き推進され、経済協力の100日計画で『早期の成果を上げる』ことで一致するとともに、重大な国際問題や地域問題についてコミュニケーションと協調を維持している。中米が第1回外交・安全保障対話を開催したことは両国元首の共通認識を実行に移すための重要な歩みだ。双方はいずれも今回の対話が建設的で成果に富むものとみなしている。習近平主席は大統領と（ドイツの）ハンブルクで開催される主要20ヶ国（G20）首脳会議（サミット）の会期中に再び会談することを期待し、大統領の年内の中国公式訪問を歓迎する。中国は米国とともに努力して、こうしたトップレベルの交流において豊富な成果を上げることを確実にしたい考えだ」と述べた。

トランプ大統領は楊国務委員に、習主席に対する心からのあいさつを伝えてほしいと述べた。トランプ大統領は、「私と習近平主席はマー・ア・ラゴで会談を成功させ、多くの重要な共通認識に達した。会談以降の米国の各分野における協力が積極的な進展を遂げたことをうれしく思う。私は習主席とG20ハンブルクサミットの開催期間中に再び会談することに期待を寄せるとともに、年内に習主席の招待に応じて中国を公式訪問する。こうしたトップレベルの交流を通じて、米中関係が新たな発展を遂げるよう推進していきたい」と述べた。

双方は朝鮮半島の核問題について意見を交換した。トランプ大統領は、「米国は中国と朝鮮半島の核問題をめぐり協力を強化し、１日も早く朝鮮半島の非核化を実現するよう推進していきたい」と述べた。（編集KS）

「人民網日本語版」2017年6月24日