テンセント、AIサービス「智能雲」を発表

先ごろ始まった「騰訊雲+未来サミット」において、騰訊（テンセント）傘下でクラウドコンピューティング事業を手がける騰訊雲は戦略新製品「智能雲」を発表した。テンセントのコンピューター視覚、自然言語処理、音声認証などの3大コア人工知能（AI）能力を、「AIすなわちサービス」という理念により各業界に開放する。北京日報が伝えた。

智能雲には25種類の人工知能サービスが含まれ、インフラアップグレードやAI枠組みサービス、AIプラットフォーム、AI応用サービスを網羅する。AI応用サービスには、マンマシン対話、スマートカスタマーサービス、スマート裁判所、天眼システム、カスタマーサービス品質検査、スマート検索、世論サービス、スマート推薦、スマート会場、ライブ配信の審査、顔認証、OCR/MR（光学文字認識/複合現実）など12種類の応用が含まれる。例えば騰訊雲は企業に顔認証能力と検索能力を提供することで、金融企業に安全性と利便性をもたらし、ライブ配信サービスを提供する企業に美顔や画像加工などの面白い遊び方を提供し、さらに宅配業者に高速で正確なスキャンサービスを提供する。（編集YF）

「人民網日本語版」2017年6月24日