暑い夏にアイスを食べて涼をとるという人は多い。台湾地区のある芸術大学の学生3人は、このほど汚水を使って作るという今までにない特別なアイスを百本作った。
一見すると、カラフルなアイスはまるでアート作品のようだが、実際は、台湾地区の百ヶ所から集めた汚水を原材料として使用している。これらのアイス中の汚染物は目視ではっきり確認できる。例えば、ゴミ袋や、ペットボトルの蓋などだ。この学生たちが汚水でアイスを製作しようというアイデアを思い付いたのは、「現在深刻化する水の汚染問題の重大性を人々に伝えるため」だという。この斬新なアイディアから生まれたデザインがネット上で広く拡散され、現在までに約180万人が閲覧している。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年6月27日
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