中国教育部(省)公式サイトによると、大陸部の大学入学を希望する台湾地区の高校卒業生が入学申請をしやすくするために、教育部はこのほど、「普通大学が台湾地区大学入学試験学科能力測定試験の成績に基づき台湾地区の高校卒業生を受け入れる事項に関する教育部の通知」を発表した。中国新聞網が報じた。
「通知」によると、2017年10月1日より、台湾地区に居住し、有効な身分証と「台湾住民往来大陸通行証」を所持する者のうち、台湾地区大学入学試験学科能力測定試験(略称:「学測」)の成績に基づき、標準ライン以上の成績を収めた高校卒業生は、直接大陸部の大学に入学願書を提出することが可能となる。
台湾地区の高校卒業生は2010年から、「学測」の成績に基づき、大陸部の大学に出願できることになっていたが、台湾地区出身の学生の出願を受理できる大学は、指定された「華僑および香港・マカオ・台湾地区学生募集大学」に限られていた。台湾地区の高校卒業生は、海峡両岸学生募集サービスセンターを通じて、香港・マカオ・台湾地区学生募集情報網(URL:www.gatzs.com.cn)にて各大学の学生募集要項を確認したのち、大学側に学測の結果と受験番号情報を提供し、各大学に直接願書を提出することができる。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年7月4日
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