ドラマ「歓楽頌1」
実際には、ロシアのテレビでは中国ドラマはあまり放映されない。しかし、VKやフェイスブックなどのSNS、さらに動画配信サイトなどでは、中国ドラマの人気が高まっている。ロシアのあるネットユーザーは、VKに、「中国の歴史ドラマの映像はとても美しく、人物をめぐるストーリーは変化に富み、本当に感情がくすぐられ、ロシアのドラマの作風とは全然違う」と書き込んでいる。また、ドラマファンである、YourDreamのメンバーの一人はロシアメディアの取材に対して、「中国ドラマは色彩に富んでいて、ファンタジードラマの多くは童話のよう。中国の役者も素晴らしく、中でも一番好きなのは、劉▲威(ハウィック・ラウ、▲はりっしんべんに山の下に己)、張彬彬(チャン・ビンビン)、範氷氷(ファン・ビンビン)」と話した。
またリアルな題材をテーマにした中国ドラマも、ロシアのネットユーザーの間で人気を博すようになっている。ロシアの「中国映画サイト」のホームページには、「歓楽頌2」の第一話がアップされており、「法医秦明(Dr.Qin)」の字幕作成も終了し、ロシアの視聴者からは、「とてもおもしろい」と好評を得ている。
ロシアの通信社「Sputnik」の先月末付けの記事は「ロシアでは現在、中国語が国家公務員試験の第五言語となっている。そして、中国語を勉強するというのが流行となっている」と報道。ロシアのある女性は、「以前は、中国語を勉強している人や中国と密接な関係がある人だけが中国ドラマを見ていた。でも、今は普通の人も見るようになっている。以前は韓国ドラマが好きなロシア人が多かったけど、今は中国ドラマが人気になっている」ということだ。 (編集KN)
「人民網日本語版」2017年7月7日
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