百度は5日、「Apollo」開放プラットフォーム全体戦略、開放ロードマップを発表した。これは自動運転技術の世界初のシステム級開放だ。開発者は正式に開放された「Apollo 1.0」を利用し、3日間限定で自動運転車に改造することが可能になる。科技日報が伝えた。
百度は今年4月に「Apollo計画」を発表した際に、開放的で整った安全なソフト・ハード・サービスプラットフォームを提供するとしていた。開発者はこれを使い、自らの自動運転車をスムーズに構築できる。この開放計画の誕生に伴い、開発者は将来的に百度がすでに100億元以上の研究開発費を投じている、現在までの成果を踏まえた上で、さらにハイレベルな開発に取り組むことができる。
百度副会長、グループ総裁兼COOの陸奇氏によると、同プラットフォームは7月前半に第一段階として、クローズドエリア内の自動運転能力を開放し、9月に固定車道追跡自動運転を開放する。年末には単純な都市道路状況の自動運転能力を、2018年末には特定エリアの高速道路・一般道の自動運転を開放する。2019年末には高速・一般道の自動運転「Alphaバージョン」を、2020年までに高速道路・一般道の全面的な自動運転を実現させる見込みだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年7月7日
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