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高温もいわゆる気象災害の一つ

人民網日本語版 2017年07月15日09:27

高温も一般的によく起こりうる気象災害の一つであることをご存知だろうか。中国では一般的に、最高気温が35度以上に達する場合を高温と呼び、高温が3日以上続くことを高温熱波(もしくは高温酷暑)と呼ぶ。光明日報が伝えた。

人体はどれほどの高温に耐えられるのだろうか。研究によると、一般的な人の静止状態での体温調節の限界となる気温は、湿度85%の場合は31度、50%の場合は38度、30%の場合は40度となっている。この限界の気温を上回ると、人体の機能が損なわれ、熱中症や一部の合併症などを引き起こす。

夏に実際に感じる気温が天気予報を上回るのはなぜだろうか。これは人体が主観的に感じる気温、すなわち体感気温と気象予報の気温との間に、往々にして差があるためだ。世界気象機関の規定に基づき、気象部門が発表する気温は百葉箱内で測定される気温となっている。この気温は風通しの良い環境で、地面から1.5メートル離れている。体感気温は空気の相対的な湿度、風速、外部環境などさまざまな影響を受けるため、実際の環境の気温との間には差が生じる。同じ気温の場合、湿度が高いほど体感気温が上がる。アメリカ海洋大気庁の計算法によると、実際の気温が30度で湿度が70%の場合の体感気温は35度。32.2度で70%の場合は40.6度。そのため高温・高湿度の場合、体感気温は実際の気温を大幅に上回り、蒸し暑く感じる。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年7月15日

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