海軍の沈金龍司令官は16日午後、米海軍太平洋艦隊のスウィフト司令官と北京で会談した。解放軍報が伝えた。
沈司令官は「現在、南中国海情勢は周辺各国の共同の努力の下、積極的な発展の基調を呈している。米海軍艦艇による南中国海でのいわゆる『航行の自由』作戦は、中国の主権と安全を深刻に損なうものであり、誤った判断や海空の不測の事態を極めて招きやすい。米側が中米関係の大局の観点から、南中国海地域の平和・安定にプラスとなる事をし、対中接近偵察を停止することを希望する。中米両海軍間の協力は溝より大きい。双方は上層部の意思疎通、艦艇相互訪問、合同訓練、軍学校交流など協力を一層強化し、海上衝突回避規範(CUES)と中米海空遭遇安全行動準則を厳格に実行し、最前線の兵力の行動を有効に管理・コントロールし、地域の安全と安定を共に維持するべきだ」と表明した。
スウィフト司令官は「米側は中国海軍との友好協力関係の発展を重視しており、リムパック2018に中国側艦艇を招待し、各レベル・各分野の実務協力を深化し、両国海軍の友好関係のたゆまぬ前向きな発展を推し進める」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年6月19日
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