重慶市の時代天街にこのほど、氷で造られたミニバーが登場した。同店を訪れた利用客たちは外の暑さと比べると、まさに「天と地の差」だとした。
17日夜にミニバーを覗いてみると、氷が切り取られた壁には数十種類の酒が並べられ、バーテンダーがカウンターで顧客に酒を作っていた。普通のバーとは異なり、テーブルや椅子、バーカウンター、酒の棚、ソファーに至るまで全て氷でできている。この「氷のバー」にはさまざまな色の氷が飾られており、ライトに照らされて、透き通った氷が色鮮やかに輝き、音楽と美味しい酒の両方を楽しむことができる。
「氷のバー」の室温は常にマイナス10度から6度の間に保たれており、40度近くに達する室外とはまさに別世界。利用客は、このバーに入る前にまず厚手のダウンジャケットを着る必要があり、装備を整えてからバーカウンターで酒を注文する。ここでは、バーテンダーのパフォーマンスを見て楽しんだり、友達とおしゃべりしながら酒を味わったりする利用客の姿が見られ、外界のうだるような真夏の暑さから完全に切り離され、涼しさを十分に楽しんでいた。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年7月19日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn