第11回中国-ASEAN社会発展・貧困撲滅フォーラムが25日、カンボジアのシェムリアップで開幕した。中国とASEAN10ヶ国の政府関係者、学術専門家、メディア、中国資本企業の代表、非政府組織(NGO)の代表、国際機関の代表など120人あまりが参加した。
中国の国務院貧困扶助開発指導チーム弁公室の洪天雲副主任はあいさつの中で、「貧困撲滅は人類の発展にとって共通の目標であり、中国とASEAN諸国が発展プロセスで直面する共通の課題でもある。中国は世界最大の発展途上国であり、これまでずっと世界の貧困撲滅事業の積極的な唱道者であり力強い推進者だった。改革開放がスタートしてからの39年間、中国は貧困扶助と開発の取り組みを大規模に、組織的に、計画的に進め、これまでに7億人あまりが貧困から脱却した。中国は世界で貧困撲滅人口が最も多い国であり、世界に先駆けて国際連合のミレニアム開発目標を達成した国でもある。中国は世界の貧困撲滅事業のために重大な貢献を行い、国際社会の評価を得た」と述べた。
今回のフォーラムは同弁公室とカンボジアの農林水産省が共同で主催し、中国国際貧困扶助センターと広西チワン族自治区貧困扶助弁公室が共催したもの。会期は3日間で、テーマは「中国とASEAN:貧困撲滅の革新と実践」。参加した各方面の代表は中国とASEAN諸国の貧困撲滅理念の革新と実践、中国とASEANの貧困撲滅協力の実施ルート、2030年をめどとした持続可能な開発目標(SDGs)の達成などのテーマについて幅広く話し合う。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年7月26日
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