中国はパリ協定をめぐる交渉に積極的に参与し、これに署名した。中国は最も早く法的手続きによりパリ協定を承認した国の一つであり、最も早く国連に気候変動国別対策を提出した国の一つでもある。
中国はCO2排出量のピークを2030年頃とし、その早期実現を目指すとした。2030年にはGDP単位当たりのCO2排出量を2005年より60−65%減らし、非化石エネルギーが一次エネルギー消費に占める割合を20%ほどにするとした。
中国は再生可能エネルギー、特に風力・太陽光発電でトップの地位を占め、投資を続けているが、これが上述した目的を実現する力強い支えになることは間違いない。BPエネルギー統計によると、2016年の世界のCO2排出量は0.1%増加したが、中国は0.7%減少した。
Spencer Dale氏は、「中国のCO2排出量は過去2年間でやや減少していた。この流れは長期的な、構造的な変化だ」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年7月26日
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