中印対峙、外交部「インド部隊が撤退すべき」

中印は対峙事件について対話を行うのだろうか。外交部（外務省）ウェブサイトによると、陸慷報道官は26日の定例記者会見で「今回の事態の根本的原因はインド国境部隊が不法に越境して中国領内に進入したことにある。王毅外交部長（外相）が述べたように、いかなる有意義な対話も、インド国境部隊がおとなしく撤退することが、その前提条件であり基礎だ」と表明した。

【記者】王毅外交部長は先日、中印対峙事件について「この問題の解決は簡単であり、インド軍がおとなしく撤退することだ」と表明した。インド側が撤退を拒否した場合、中国側はどのような措置をとるか。中印双方が各々兵士3000人を国境に配備しているとの報道は確かか。中印交渉の進展は？

【陸報道官】王部長の権威ある発言は大変明確であり、これ以上の説明はいらないはずだ。事態発生地の軍事配備状況に関しては、中国国防部（国防省）に確認してもらいたい。

この件で中印が対話を行うかどうかについては、外交部がすでに繰り返し強調しているように、今回の事態の根本的原因はインド国境部隊が不法に越境して中国領内に進入したことにある。この問題の解決は、王部長が述べたように、インド国境部隊がおとなしく撤退することであり、これがいかなる有意義な対話を行うにも前提条件であり基礎だ。（編集NA）

「人民網日本語版」2017年7月27日