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日本に一人旅の「90後」女性教員が行方不明 警察が捜索開始

人民網日本語版 2017年07月27日16:04

福建省出身の姉妹が横浜で殺害されるという事件が発生してから半月あまりが経った26日、同じく福建省出身の女性教員の危秋潔さんが北海道で行方不明となったというニュースがネット上で広まった。札幌中国総領事館は26日、「危秋潔さんが行方不明となったことは事実だが、行方不明となった日時はまだ明らかになっていない。総領事館はすでに家族と連絡を取り合っており、日本の警察も捜索を開始した。現在、警察からの新たな情報を待っている段階だ」と明かした。環球時報が伝えた。

1990年生まれの危秋潔さんは現在27歳。福建省邵武市の小学校で国語を教えている。今月18日、一人旅で日本を訪れ、22日に札幌の宿泊施設「オチョゲストハウス」を出たあと、そのまま行方不明となり、現在まで家族は本人と連絡が取れないままとなっている。オチョゲストハウスは23日、警察に通報したが、今のところ消息は分かっていない。家族によると、危さんは25日午後5時発の直行便で上海に戻る予定だったが、航空会社の搭乗者名簿や変更記録には、彼女に関する情報はない。出入国管理所にも日本を出国した記録はない。危さんの微博(ウェイボー)の投稿記録を見ると、彼女は23日に、歌手の孫燕姿(ステファニー・スン)の誕生日に対して「いいね!」を投稿したのが最後となっている。

危さんは教育や日々の暮らしに非常に取り組むタイプの教師で、児童たちからも大変人気があったという。米国ドラマや映画を鑑賞することや微博を好み、文学好きで、撮影を趣味とする女性だったという。父親は26日、環球時報の取材に対し、「28日に日本を訪れ、現地の警察と話をすることになっている」と話した。家族は現在、一日も早く本人を発見できるよう、社会各界に協力を求めている。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年7月27日

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