中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は16日の定例記者会見で、「中国側はシンガポール側と『一帯一路』(the Belt and Road)協力を強化し、時代に合わせて進歩する両国の包括的な協力パートナーシップの一層の発展を後押しし、両国民に幸福をもたらすことを望んでいる」と表明した。
【記者】シンガポールのローレンス・ウォン国家開発相兼第2財務相は15日に同国で地域ビジネスフォーラムに出席した際「中国の『一帯一路』イニシアティブはアジアの次の段階の発展を変え、地域協力にとって最大の潜在的プラットフォームとなり、地域のコネクティビティを強化し、アジアのインフラ整備を加速する。統合プロセスにおいて中国側がすでに肝要な役割を発揮したことに何の疑いもない」と表明した。これについてコメントは。
【華報道官】シンガポール側の発言に留意している。中国側はシンガポール側と「一帯一路」協力を強化し、時代に合わせて進歩する両国の包括的な協力パートナーシップの一層の発展を後押しし、両国民に幸福をもたらすことを望んでいる。
「一帯一路」は非常に重要な国際公共財で、中国と関係国との協力実施の重要なプラットフォーム、開かれた包摂的な開発プラットフォームであり、地域と世界の経済成長に新たな原動力を与える助けとなり、世界各国の発展にも寄与する。
中国は2017年5月に「一帯一路」国際協力サミットフォーラムを成功裏に開催し、今後の「一帯一路」協力を一層明確にし、「一帯一路」建設の具体的ロードマップを策定し、「一帯一路」の重点プロジェクトを決定した。「一帯一路」協力は分野を拡大し続け、程度を深め続けている。事実がすでに証明しているように、中国側の打ち出した「一帯一路」イニシアティブは時代の潮流に順応し、発展の法則に適応し、各国民の共通利益に合致し、広大な将来性がある。
中国側はシンガポール及び他の国々と共に、共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う協力原則を堅持し、手を携えて「一帯一路」を共同建設し、地域経済統合プロセスの推進、地域の共同発展・繁栄の促進に積極的役割を発揮することを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年8月17日
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