外交部(外務省)の華春瑩報道官は17日の定例記者会見で、現在の極めて複雑で敏感な朝鮮半島情勢について、「『相互停止』提案は現在の情勢の下、最も現実的で実行可能かつ最も合理的で筋の通った案だ。各国が真剣に受け止め、前向きに検討することを希望する」と表明した。
【記者】米国務省報道官はこのほど「相互停止」提案について「朝鮮の核・ミサイル計画と米韓合同軍事演習を同列に論じることはできない。米韓合同軍事演習はすでに長い間続く、合法的なものであり、引き続き実施する」と表明した。これについてコメントは。
【華報道官】中国側は、「相互停止」提案は現在の情勢の下、最も現実的で実行可能かつ最も合理的で筋の通った案だと考える。現在の緊張を緩和するだけでなく、各国の最も差し迫った安全保障上の懸念を解決するとともに、交渉再開にチャンスをもたらし、環境を整え、難局から抜け出す突破口を探り出すことができる。各国が真剣に受け止め、前向きに検討することを希望する。
もちろん、もし米側とその他関係国により実効性ある、より有益な構想・案があるのなら、問題の平和的解決に資するもの、交渉始動に資するものでさえあれば、われわれは前向きでオープンな姿勢で受け止める。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年8月18日
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