北京にある金融街ショッピングセンターにこのほど牛のロボットが登場した。この白い色をした可愛らしい牛が普通の牛と違うのは、これがネット金融サービス会社・融360が打ち出したロボットであり、顔認証システムを通じて個人に対するキャッシング額を算定する機能を備えているという点にある。「北京晨報」が伝えた。
関係者の話によると、ロボット牛のキャッシング額の算定では最高額が5千元(約8万2千円)になる。融360の関係者の説明では、「このロボット牛『Alpha牛融八牛』は迅速に人を見分けることができる」という。見た目は素朴なロボット牛だが、音声を通じて顧客の抱える問題を認識し、顔認証で身元の確認を行い、ネットワークのバックオフィスに搭載されたスマートリスクコントロールシステムが迅速にキャッシング額の見積もりを出すことができる。キャッシングが可能かどうかは最終的に金融機関が判断する。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年8月24日
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