「2017年大学卒業生就職・不動産賃貸すう勢報告」がこのほど発表された。報告の統計データによると、「90後(1990年代生まれ)」の借主が全体の39.9%を占め、初めて「80後(1980年代生まれ)」を上回り、不動産賃貸の最主力層となった。信息時報が伝えた。
大学生が卒業して社会人になるこの時期、各地で不動産賃貸ブームが沸き起こっており、「58同城」、「趕集網」、「安居客」などの不動産紹介サイトへのアクセスが増加している。「80後」と異なり、「95後(1995年以降生まれ)」は賃貸物件を探す際に、賃貸料ではなく、生活のクオリティに最も関心を抱いている。統計データによると、卒業生のうち17.55%は、「給料の30%から50%を家賃にあてたい」としている。
その原因について、経済急成長時代に成長した「95後」は、物質的条件については「80後」より恵まれていることから、不動産賃貸に関しても当然、より高い基準やニーズを持つことになる。また、オンラインのニューメディアを利用することで、「95後」の生活上の選択が、よりスピーディで便利になったことも一因といえる。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年8月25日
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