習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)はこのほど河北塞罕壩林場の建設者の感動的な事績について重要な指示を出した。習総書記は「55年来、河北塞罕壩林場の建設者たちは党の呼びかけに従い、広漠たる砂地で刻苦奮闘し、進んで奉仕し、荒野を樹海に変えるこの世の奇跡を創造し、青山緑水は金山銀山であるとの理念を実際の行動によって説明し、使命を銘記する、困難を克服して事業を始める、(環境と成長の両立を目指す)緑色発展という塞罕壩精神を形作った。彼らの事績は極めて感動的であり、エコ文明建設推進の生き生きとした模範だ」と指摘した。新華社が伝えた。
習総書記は「全党・全社会は緑色発展理念を堅持し、塞罕壩精神を発揚し、エコ文明建設を粘り強く推し進め、代々引き継ぎ、人と自然の調和的発展の新構造の形成に努力し、われわれの偉大な祖国をさらに美しいものにし、子々孫々のためにさらに空青く山緑にして水清き、美しい環境を残す必要がある」と強調した。
塞罕壩は河北省北部に位置し、かつては茫漠たる荒野だった。半世紀余りにわたり3代の塞罕壩林場の人々は堅忍不抜の闘志によって、植樹造林を堅持し、100万ムーの人工樹海を建設した。今や塞罕壩は毎年北京・天津地区にきれいな水1億3700万立方メートルを供給し、酸素55万トンを放出して、北京・天津を守る重要な生態ベルトとなっている。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年8月29日
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