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中国初の地球一周海洋総合科学観測が開始

人民網日本語版 2017年08月29日15:03

中国最先端の海洋科学観測船「向陽紅01」は28日午前、数十人の科学観測隊員を乗せて青島を出港し、中国初となる地球一周海洋総合科学観測を正式に開始させた。中国は初めて大洋科学観測と極地科学観測を合わせた地球一周海洋総合科学観測を行うことになる。今回の観測期間は260日間にわたり、その航続距離は約3万5000カイリで、地球1.5周分に相当。インド洋、大西洋、太平洋を航行し、2018年5月15日に青島に帰港する予定。光明日報が伝えた。

今回の観測計画は6つの航行段階に分かれる。第1航行段階では、インド洋海盆でレアアース資源調査及び深海環境などの総合調査を行う。第2−3航行段階では、南大西洋中央海嶺で多金属硫化物及び環境の総合調査を行う。第4航行段階では、南極半島周辺で海洋環境総合調査を行う。第5−6航行段階では、南東太平洋海盆でレアアース資源及び環境の総合調査を行う。

今回の総リーダー、国家海洋局第一海洋研究所所長の李鉄剛氏は、「今回は主に南半球に集中し、大洋の岩石圏・水圈・大気圏・生物圏間の相互作用の法則に迫る」と話した。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年8月29日

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