外交部(外務省)の華春瑩報道官は8月31日の定例記者会見で「近年、日本側は絶えず様々な脅威をでっち上げ、誇張し、宣伝している。同時に、絶えず自国の防衛予算を増加し、軍備を拡充するとともに、新安保法を施行した。日本側のやり方及びその真の意図は各国の強い警戒に値する」と表明した。
【記者】日本防衛省は新たなミサイル防衛システムの配備に16億ドルの予算を要求した。中国側はこれが地域の軍備拡張を招くと懸念するか。
【華報道官】報道に留意している。日本側の理由が何であれ、日本の防衛予算は確かに年々増加し、今年も過去最大を記録した。われわれはこれに懸念を表明する。近年、日本側は絶えず様々な脅威をでっち上げ、誇張し、宣伝している。同時に、絶えず自国の防衛予算を増加し、軍備を拡充するとともに、新安保法を施行した。日本側のやり方及びその真の意図は各国の強い警戒に値する。日本側は真の意図を国際社会に正直に説明すべきだと、われわれは考える。
歴史的・現実的原因から、アジア近隣国を始め国際社会は軍事・安全保障分野の日本の政策と動向を緊密に注視し続けている。われわれは日本側が歴史の教訓をしっかりと汲み取り、アジア近隣国の安全保障上の懸念を重視し、軍事・安全保障分野で慎重に事を運ぶことを望む。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月1日
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