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オランダの研究:人間の寿命に「上限」、最長115歳

人民網日本語版 2017年09月06日11:03

飲食による栄養状態、生活条件、医療環境が良くなるにつれて、人間の寿命は今後も延びると予想される。だが、仏メディアの1日付報道によると、オランダの研究チームが、人間の寿命には115歳という上限があるとする研究結果を発表したという。環球網が伝えた。

オランダのティルブルフ大学とエラスムス・ロッテルダム大学の研究チームの統計学者は、死亡時の正確な年齢の記録が残されているオランダ人約7万5千人のデータを分析した。これらのデータに基づく研究から、女性の寿命の上限は115.7歳であることが明らかになった。

今回の研究に携わった科学者3人のうちの一人である、ジョン・アインマール(John Einmahl)教授は、「研究に用いられた資料は過去30年間に集められたデータで、これらの史料から、男性寿命の上限は女性よりやや低い114.1歳であることが分かった」と話した。

アインマール教授は続けた。

「平均すれば、人間の寿命は延びてきている。だが、この30年間、最も長生きするグループの寿命は、それほど延びている訳ではない。そこには、ある種の『壁』が歴然と存在している。当然のことながら、平均寿命は延びている。オランダで95歳以上生きる人の数はほぼ3倍になっている。だが、上限の年齢そのものは変化していない」。

「それでも例外はある。例えば、フランス人女性Jeanne Calmentさんは、122歳164日間生きた。彼女は今でも、正確な記録が残る最も長生きした女性だ」。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年9月6日

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