これと同時に、BRICS協力は自覚的に3つの次元で推し進める必要がある。
自覚的に新型の国際関係、新型のグローバル化、新型のグローバル・ガバナンスを推し進め、人類運命共同体を構築する。昨年、BRICSの対外投資は1970億ドルで、相互間投資は5.7%だった。このため、BRICS協力は発展戦略の連携を強調し、貿易・投資の大市場、通貨・金融の大流通、インフラの大連結を進め、連動式発展、あまねく広がる発展を実現し、国際分業体制とグローバル・バリューチェーンの最適化及び再構築を促進する。
自覚的に途上国の権益を高める。BRICSは途上国の権益を気にかけ、グローバル・ガバナンスにおける新興国と途上国の代表性及び発言権の強化に努める。「BRICSプラス」制度は自覚的に途上国との対話を強化し、南南協力を推進し、多くの途上国の全体的な利益と幸福をしっかりと守り、拡大する。
自覚的に国際秩序のより公正で合理的な方向への発展を後押しする。BRICS協力は国際秩序変革の「加速器」として、国際秩序と国際体制のより公平で合理的な方向への発展を後押しするだけでなく、団結・協力し、引き続き世界の多極化と国際関係の民主化の促進に尽力し、人類社会の集団繁栄・進歩により多くの「BRICSの知恵」「BRICSの案」を貢献する必要がある。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月7日
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