マレーシアでは9月1日から正式に観光税政策が施行されている。現地ホテルに宿泊する外国人観光客は、1部屋につき1泊10リンギット(約250円)の観光税を支払わなければならない。中央テレビニュースが伝えた。
マレーシア関税局は各ホテルに1ヶ月の猶予期間を与えたが、10月からは強制的に観光税を徴収することを規定している。しかし、マレーシアの首都・クアラルンプールの主要ホテルは現時点で、目立つ場所に観光税徴収の通知を掲示しており、システムのアップグレードをすでに完了させ、観光税徴収を始めている。
規定によると、観光税は外国人観光客を対象としており、マレーシア国民は対象外で、マレーシア文化・観光部(省)が登録した民宿や5部屋以下の旅館などは課税対象外となる。同部のナズリ部長は、「今回の政策により、1年あたり2億1千万リンギット(約54億2千万円)が徴収される見込みで、この税収入は、観光インフラの改善、観光PR活動の展開など、マレーシアの観光業発展促進のために使用される」と語った。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年9月12日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn