現地時間25日0時頃、科学調査船「向陽紅03号」の後部甲板で、多くの柱状サンプラーが無事回収された。これにより中国大洋第45回科学観測任務の第2航行段階が、無事完了した。科技日報が伝えた。
38日間に及んだ第2航行段階の科学観測では、多くの「中国初」が記録された。東太平洋多金属団塊契約エリアで初めて海洋鳥類・哺乳類、海洋プラスチックごみ、海水人工放射性物質の調査を行い、地域の生態環境の保護と管理に基礎的な資料を提供した。また、東太平洋多金属団塊契約エリアで初めて深海特殊機能微生物群の深海培養実験を行い、深海微生物遺伝子資源の入手・研究開発・利用に向け実験材料を提供した。さらに、東太平洋で初めて独自の知的財産権を持つ水中グライダーのテスト飛行を行った。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年9月27日
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