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大洋第45回科学観測、第2航行段階の任務が後半戦に

人民網日本語版 2017年09月12日13:50

現地時間9日、赤色のA型フレームが徐々に引き揚げられ、垂直生物底引き網がケーブルに引かれ水面上に浮上した。科学観測隊員の協力により、底引き網が科学調査船「向陽紅03」の後部甲板に回収された。これは大洋第45回科学観測任務第2航行段階の科学観測任務が、すでに後半戦に突入したことを意味する。科技日報が伝えた。

記者の調べによると、大洋第45回科学観測任務の作業回数はすでに89回に達し、43ヶ所での調査任務を順調に完了し、多くの貴重なデータとサンプルを集めた。第2航行段階の作業期間中には、初めて東太平洋の海域で海洋マイクロプラスチック調査を実施した。そして中国が独自に開発した水中グライダーが、初めて東太平洋で総合・立体型観測試験を行い、化学・光学集積曳航体によって3本・計156キロの深海ラインの撮影を完了した。また深海微生物の深海における培養実験に成功し、多くの画期的な成果を手にした。

今後の作業任務において、科学観測隊は箱型サンプラーによるサンプル採集、CTD採水、柱状サンプラーによるサンプル採集、浮揚生物底引き網による採集などの手段により、東太平洋多金属団塊契約エリア及び関連エリアで海洋環境調査を展開する。計画によると、45日間の第2航行段階において、科学観測隊は東太平洋の多金属団塊資源調査、海洋環境総合調査を行う。9月末に再び米ハワイに停泊し、物資を補給し人員を交代する。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年9月12日

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