中国新型大洋総合資源調査船「大洋2号」が30日、中船黄埔文冲船舶有限公司で着工した。国家海洋局の孫書賢副局長は着工式の挨拶の中で、「科学調査船の建造は大洋活動の基礎だ。大洋2号の竣工後、中国大洋活動の調査装備品の需要のボトルネックを効果的に解消し、中国の深海資源及び環境の調査能力と水準をさらに高める」と述べた。科技日報が伝えた。
大洋2号は中国大洋鉱産資源研究開発協会に所属する。全長は98メートル、型幅は17メートル、航続距離は1万4000カイリ以上で、世界のすべての海域を航行する能力を備える。同船は直流給電やフォイトスクリューなどの先進技術を採用し、70台以上の各種調査計器・装置を搭載する計画。
大洋2号は2019年3月に引き渡しが行われる見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年8月31日
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