在中国日本大使館の石月英雄公使は3日午後、日本政府観光局(JNTO)が開催する「日本夢の旅 クリエイティブ絵画コンテスト」の授賞式で、「私もドラえもんが好きで、6歳から大ファン。こんなにもたくさんの中国人からも注目されるようになるとは、思ってもいなかった」と、中日アニメ交流が活発に行われていることへの喜びを語った。環球網が報じた。
同コンテストは昨年9月から11月に、中国の小学1年から中学3年までの学生を対象に実施され、絵画を通して学生に想像力を働かせてもらうだけではなく、中日国交正常化45周年、中日平和友好条約締結40周年を祝うのが目的となっている。同コンテストには計1200点以上の応募があり、想像力と絵画の腕前を発揮して描かれた作品10点に最優秀賞が贈られた。
JNTO北京事務所の服部真樹所長は、「2017年、日本を訪問した中国人観光客は延べ735万人と、過去最高を記録した。漫画をテーマにした今回のコンテストにより、学生らが、両国の人々の相互訪問を増やす友好使者になってくれることを願っている」と、今後の中日友好交流に対する期待を語った。また、同コンテストの受賞者は保護者と共に4-8日まで日本を訪問し、田舎の生活を体験したり、日本の小学校の授業に参加して日本の学生と交流したりする計画だ。
最優秀漫画作品を紹介するコーナーでは、学生らが想像力を働かせて描いたドラえもんがタイムマシンで中国に行ったり、描いた本人と日本に行ったりしている絵が紹介された。それらの作品は両国の文化交流がテーマとなっており、学生らの中日友好交流に対する思いがしっかりと表現されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年2月5日
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