モロッコのモハメッド・サジッド観光・航空・手工芸・社会経済大臣は1日、カサブランカで開催された中国-モロッコ観光協力フォーラムにおいて、「2020年までに、年間50万人の中国人観光客をモロッコに誘致したい」との抱負を語った。新華社が伝えた。
サジッド大臣は、「モロッコは現在、ホテルや交通インフラの整備を進め、観光客の受け入れ能力を高めている。2020年までに50万人の中国人観光客を誘致することは、実現可能な目標である。モロッコと中国を結ぶ直行便の就航について協議が進められており、これは、モロッコが中国人観光客の誘致力を高めるための鍵を握る要素である」と話した。
世界観光都市連合会の宋宇・秘書長は、フォーラムにおいて、「2017年にモロッコを訪れた中国人観光客は延べ10万人を上回った。モロッコはいまや、アフリカ地域の中で、中国人観光客の増加スピードが最も速い国家となった」と述べた。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年2月5日
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